国の特別天然記念物、イリオモテヤマネコをネコエイズ感染から守るため、
沖縄県・西表島のノネコ(野生化したイエネコ)を捕獲する事業が今年3月で
終了したが、環境省は今も感染の危機にあるとして獣医師らと連携し、事業を
再開する方針だ。
2003年度からの3ヶ年事業では、沖縄県獣医師会が環境省の委託を受け、
西表島のノネコを捕獲し島外へ搬出する活動に取り組んだ。
ノネコを血液検査後、沖縄本島のシェルターに保護。獣医師らでつくる特定
非営利活動法人(NPO法人)「どうぶつたちの病院」が不妊手術やワクチン
接種を施し、新たな飼い主探しも行った。
3年間で約250匹のノネコを捕獲。うち、2004年度に5匹、2005年度に
19匹からネコ免疫不全ウイルス(FIV)が検出された。
これらの猫がケンカなどでウイルスを感染させると、イリオモテヤマネコの絶滅に
つながりかねない。
西表島では、生ゴミ目当てにノネコが多く集まっていたゴミ捨て場を、すべて
閉鎖したが、行き場を失ったノネコがヤマネコの生息地に入り接触する恐れが
強まっている。
↓ イリオモテヤマネコ
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